西木正明が亡くなった。

西木正明が亡くなった。手堅いノンフィクションを書く作家として評価が高かったと思う、というのはそのあたりの情報にうといからだが。

西木 正明氏(にしき・まさあき、本名鈴木正昭=すずき・まさあき=作家)5日午後9時46分、敗血症性ショックのため川崎市の病院で死去、83歳。秋田県出身。葬儀は近親者で行う。喪主は長男絢(じゅん)氏。

 出版社勤務を経て、80年にデビュー作「オホーツク諜報(ちょうほう)船」で日本ノンフィクション賞新人賞を受賞。実際の事件や人物をベースにした小説を多く手がけ、88年「凍(しば)れる瞳」「端島(はしま)の女」で直木賞、95年「夢幻の山旅」で新田次郎文学賞、00年「夢顔(ゆめがお)さんによろしく」で柴田錬三郎賞を受賞した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023120700599&g=soc

デビュー作の「オホーツク間諜船」(角川文庫 など)や「ウェルカム トゥ パールハーバー」(上・下) (角川文庫) 、そして「阿片王・里見甫の生涯 其の逝く処を知らず」 (集英社文庫)が忘れられない。

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